一生懸命生きなくちゃ・・・

以前記事にしたクラスメイト(Kくん)のおうちにお線香をあげに行ってきました。
さすがに、高校時代は3年ときしか同じクラスになった事がないせいもあり、
そんなに仲がよかったわけじゃなく、
さらには男の子の友達って事で一人で行くのは勇気がなく、、、
3年の頃委員長をやっていた友達(Mちゃん)とKくんのお宅にお邪魔してきました。

Kくんが亡くなったのは昨年の9月。
ちゃんと命日も覚えていたし、
8月の時点ではもうすぐKくんの命日だなとお線香をあげに行く事を考えてたりしてました。
でも、9月に入って自分自身があんな状態に陥ってしまったため、
自分のことで精一杯で余裕なく9月、10月が過ぎ。。。
今更と思いつつも、またあの時・・・と後悔しないよう、
思い立った通り、Kくんちへお線香をあげに行ってきました。

Kくんがなくなった時は、Kくんのお母さんとは挨拶程度しか話が出来なくて、
今回、初めてゆっくりお話をすることが出来ました。
MちゃんとKくんの遺影を見てるだけでも涙が出てきそうになったんですが、
そこは話をする、って事で気をまぎらわしたんですが・・・
Kくんの生前の話をいろいろと、お母さんから伺っているうちに、
3人でまた泣いてしまいました(苦笑)

Kくんが病気がちで、1コ年上だって事は3年生の時いつの間にか知っていました。
でも、その時はまさか命に関わるような病気じゃなくて、
まぁちょっと体が弱いくらいにしか考えてませんでした。
だから、卒業してからまさかもうKくんと二度と会えなくなるなんて思ってもみなかったです。

Kくんて、私たちがバカな事言ってふざけて話しかけても、
静かにニコニコ笑ってるイメージしかなくて。
でも、Kくんのお母さんの話を聞いてKくんがとても芯の強くて、
しっかりした考えを持った、責任感のある人だったんだって初めて知りました。
そして、闘病生活がKくんにとってどんなに辛く、苦しかったか、、、

静かにニコニコ笑っているイメージしかなかったKくんが、
亡くなる前にだんだん体が弱っていって呼吸困難になった時があったらしいんです。
その時、看護婦さん数人が周りを囲んで迅速な処置を落ち着いてしてくれたそうなんですが、
Kくんは呼吸全然できないのに、『お母さん！お母さん！？どこ！？』って、
めちゃくちゃわめいてたらしくて・・・
本当、怖くて、苦しくて、辛かったんだなって思いました。

そして、Kくんのお母さんってとっても明るくて、気さくで、
本当に素敵な方なんです。
だから、Kくんの前では不安でも明るく振舞ってたようで、
そして、Kくんが亡くなった今、
生前の話をいろいろできる相手もあんまりいないような事おっしゃってました。
だから、今回Kくんちにお線香あげにいって良かったなって思いました。
Kくんの事もいっぱい知ることが出来ましたし。

それと、Kくんのお母さんの話を聞いて、
Kくんがどんだけ一生懸命、自分の人生を生きようとしたか、
本当に一生懸命精一杯生きてたんだと感じました。
だから、大げさというか、偉そうな言い方かもしれませんが、
Kくんの分まで、自分が一生懸命精一杯、生きなきゃって思いました。
後悔しないよう、め一杯生きようって。

そう思いながら、夜、Kくんを想い、
Kくんが一生懸命生きたその命を尊び、
また、一人で涙を流してしまいました。